GRP シンポジウム 2022
- 日時
- 2022 年 3 月 18 日 (金) 13:00~16:00
- 場所
-
オンライン
Zoomウェビナー
※Zoomウェビナー参加には事前登録が必要です。
ロボット研究の新たなブレイクスルーはどこから生まれるか?
理化学研究所では、ロボットが自律的になり人間と共存する未来社会に向け、人間の認知機能を中心とするこころのメカニズムを計算論的に解明し、ロボットへの実装を通じて構成論的に実証していく事をミッションとするガーディアンロボットプロジェクトを昨年立上げ、けいはんなの地にて1年間研究活動を推進してきました。
今回のシンポジウムでは、プロジェクトのこの1年間の成果をご紹介するとともに、連携を進めている理研内外の組織からロボットに関連する幅広い研究分野の先生方をお招きしご講演いただくと共に、今後のロボット研究の方向性や人工知能研究との関連性についてパネルディスカッションを行います。
開催概要
- 日時
- 2022年3月18日(金) 13:00 ~ 16:00
- 参加
- 無料
- 場所
-
オンライン
Zoomウェビナー
※Zoomウェビナー参加には事前登録が必要です。
- 主催
- 理化学研究所 情報統合本部 ガーディアンロボットプロジェクト
- お問合せ
- robotics-info [at] ml.riken.jp
タイムスケジュール
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13:00~13:05開会挨拶松本 紘 理化学研究所 理事長
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13:05~13:10来賓挨拶 (文部科学省)
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13:10~13:55ガーディアンロボットアップデートアップデート発表者港 隆史インタラクティブロボット研究チーム
チームリーダー川西 康友感覚データ認識研究チーム
チームリーダー古川 淳一朗人間機械協調研究チーム
研究員 -
13:55~14:35基調講演深層予測学習に基づく実ロボットの知能化尾形 哲也早稲田大学 理工学術院 基幹理工学部 表現工学科 教授
同 次世代ロボット研究機構 AIロボット研究所 所長
同 研究推進部および高等研究所 副所長 他
1993年早稲田大学理工学部卒業。日本学術振興会特別研究員、早稲田大学理工学部助手、理化学研究所脳科学総合研究センター研究員、京都大学大学院情報学研究科講師、同准教授を経て、2012年より早稲田大学理工学術院教授。博士(工学)。2009-2015年JSTさきがけ領域研究員。2017年より産業総合技術研究所人工知能研究センター特定フェロー。2017年より日本ディープラーニング協会理事.2020年より早稲田大学AIロボット研究所所長。ロボットの個性の実現に向けた心理学・認知科学からのアプローチ熊田 孝恒京都大学大学院 情報学研究科 教授筑波大学大学院心理学研究科修了。博士(教育学)。産業技術総合研究所グループ長、理化学研究所連携ユニットリーダーを経て現職。人間の認知機能、特に、注意機能や実行機能に関する研究、心理特性や心理状態の個人差に関する研究とそれらの社会・産業応用に関する研究に従事。日本認知心理学会理事長 -
14:35~14:45休憩
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14:45~15:55パネルディスカッション「主体性を持ったロボット」が備えるべき本質的な要素は何か?石井 信京都大学大学院 情報学研究科 教授
ATR 脳情報解析研究所 所長東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。博士(工学)。人工知能と自然知能(脳)の対比と融合を研究分野に掲げており、現在、AI駆動型のロボットと人間との共進化を目指す「サイボーグAI」プロジェクトを、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の支援の下で実施中。石黒 浩大阪大学基礎工学研究科教授
大阪・関西万博 テーマ事業プロデューサー
ムーンショット目標1研究開発プロジェクトプロジェクトマネージャー
ATR石黒浩特別研究所客員所⻑知能ロボット学者。1991年大阪大学大学院基礎工学研究科博士課程修了。その後、京都大学、カリフォルニア大学、大阪大学工学研究科などを経て2009年より現職。2010年よりATRフェロー。専門はロボット工学、視覚情報処理、アンドロイドサイエンス。尾形 哲也早稲田大学 理工学術院 基幹理工学部 表現工学科 教授
同 次世代ロボット研究機構 AIロボット研究所 所長
同 研究推進部および高等研究所 副所長 他黒橋 禎夫京都大学大学院 情報学研究科 教授1994年京都大学大学院工学研究科博士課程修了.博士(工学).2006年より現職.自然言語処理,知識情報処理の研究に従事.JSTさきがけ「新しい社会システムデザインに向けた情報基盤技術の創出」研究総括.文部科学官.日本学術会議連携会員熊田 孝恒京都大学大学院 情報学研究科 教授齊藤 智京都大学大学院 教育学研究科 教授1996年京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。鳴門教育大学助手、大阪教育大学助手、同助教授、京都大学大学院教育学研究科助教授、同准教授を経て2016年より現職。専門は認知心理学・記憶科学。関根 聡理化学研究所 革新知能統合研究センター 言語情報アクセスチーム チームリーダー1992年英国マンチェスター大学計算言語学部修士号。1998年ニューヨーク大学コンピューターサイエンス学部博士号。その後、ニューヨーク大学研究准教授に就任。松下電業産業株式会社(現パナソニック)、楽天技術研究所ニューヨークなどでの研究職を歴任。専門は自然言語処理。特に情報抽出、固有表現抽出、知識構築の研究に従事。美濃 導彦理化学研究所 理事
同 情報統合本部 本部長
同 情報統合本部 ガーディアンロボットプロジェクト プロジェクトリーダー京都大学大学院博士課程修了。その後、京都大学にて学術情報メディアセンターセンター⻑、総⻑室副室⻑、副理事、情報環境機構⻑などを歴任.平成30年4月より現職。専門は画像処理,人工知能,知的コミュニケーション。電子情報通信学会,日本バーチャルリアリティ学会フェロー。 -
15:55~16:00閉会挨拶美濃導彦 理化学研究所 理事